親戚が韓国に行って高速鉄道KTXに乗ってくるとのことでしたので、写真を撮ってきてもらいました!

と言うわけで韓国の高速鉄道KTXです。この韓国の高速鉄道はフランスの高速鉄道TGVの技術を導入して作られているため、ほとんどTGVと同じ形をしています。先頭車両は一両丸ごと動力車で客席はありません。

別のタイプのKTX車両。こちらもヨーロッパ型の車両で、TGVかユーロスターといった感じです。

車輌入り口です。入り口のステップと前に出てスライドする扉がとてもヨーロッパ的な感じです。また左に写る連結部分の下に台車があります。二両をつなぐ連結部に一つの台車を置くこのスタイルもヨーロッパ型の鉄道ではよく見かけるスタイルです。

普通車エコノミークラスの座席です。韓国KTXでは座席もヨーロッパからそのまま導入したために、普通車は車輌の左半分が前向き、右半分が後ろ向き、といったヨーロッパスタイルの固定座席になっています。
この写真はその車輌の左右中心部の座席で、この席だけが向かい合いで座ることのできる唯一のシートです。真ん中にテーブルがあります。

こちらは日本のグリーン車に相当するファーストクラスのシートです。二列、一列の配置になっています。このシートは回転して進行方向へ向くようになっているそうです。

座席には一応簡単な足置きも付いているようです。

グリーンの一人掛けのシート。頭のところがちょっとさみしい感じがします。座席が日本の新幹線グリーン車と比べたらあまり豪華な感じはしません。
韓国KTXはアジアでヨーロッパに出会える不思議な体験と言えるでしょう。しかしなぜ普通車は左右で集団お見合いシートにしたのだろうか…。韓国KTXの判断も不思議だがヨーロッパの人たちもなぜそんなシートを作ったのだろう?
恐らく「どっちが進行方向でも半分は前を向いているからいいや」という発想と「どっちが進行方向でも半分は後ろ向きになってしまうからだめだ」という発想の違いなのだろうな…。
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