村上春樹氏のサンドイッチ - 神戸な生活

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    村上春樹氏のサンドイッチ

    村上春樹氏の小説では主人公がよく自分で料理してご飯を食べていますよね。それもなぜかひとりで作ってひとりで食べるケースが多い…。付け合せはビールとウイスキー…ってそれは付け合せとは言いませんね。

    村上春樹氏は兵庫県の芦屋市出身で神戸の神戸高校に通っていました。神戸はまさに彼の地元といえます。しかし小説の作品舞台ではどう考えても神戸や芦屋の事だと思われる街を「抽象的なただの港街」といった感じで表現し「神戸」や「芦屋」といった固有名詞はほとんど登場しません。

    しかし小説「ダンス・ダンス・ダンス」のなかに「神戸」という固有名詞が登場するシーンが一つだけあるのです。それは物語の中盤に「ユキ」からの電話がかかってきたシーン…。

    「今何してるの?」と彼女は言った。
    「そろそろ昼飯を作ろうかなと思ってたんだ。ぱりっとした調教済みのレタスとスモーク・サーモンと剃刀の刃のように薄く切って氷水でさらした玉葱とホースラディッシュ・マスタードを使ってサンドイッチを作る。紀ノ国屋のバター・フレンチがスモーク・サーモン・サンドイッチにはよくあうんだ。うまくいくと神戸のデリカテッセン・サンドイッチ・スタンドのスモーク・サーモン・サンドイッチに近い味になる。うまくいかないこともある。しかし目標があり、試行錯誤があって物事は初めて成し遂げられる」
    「馬鹿みたい」
    村上春樹「ダンス・ダンス・ダンス」上巻P271、講談社、1988年刊より


    たしかに「神戸」と言ってます。村上作品の小説の中ではっきりと神戸という固有名詞が出てくるのはこのシーンぐらいだと思います。
    というわけで、神戸のデリカテッセン・サンドイッチ・スタンドのスモーク・サーモン・サンドイッチを食べに行ってきました。

    トアロードデリカテッセン
    トアロードの元町寄りにある「トアロードデリカテッセン」です。こちらは神戸では老舗のデリカテッセンです。1階がハムやスモークサーモンなどの販売店になっており、2階にサンドウィッチ・ルームがあります。

    まずは簡単にメニューのご紹介を。

    「サンドウィッチ」
    ローストビーフ 1050円
    スモークサーモン 893円(あった!)
    ハム 630円
    ソーセージ 545円
    チーズ各種 473円から
    ミックス 945円

    などなどです。しかしさすがデリカテッセンのサンドウィッチルームだけあり、頼めばこれら以外でも1階で売られているハムなどの全ての商品でサンドウィッチを作ってくれるそうです。
    ドリンクはコーヒー、紅茶などが388円、オレンジ100%、グレープフルーツ100%、コーラ、ジンジャエールなどが368円とリーズナブルです。

    ミックスサンド
    今回我々はミックスを頼みました。右上からスモークサーモン、隣にローストビーフ、そして下がハムとソーセージサンド、ピクルスです。
    食べてみると…やはり美味い!素材とサラダ菜だけのシンプルなつくりですが、スモークサーモンやローストビーフといった素材の味がとてもしっかりとしています。それぞれの味がしっかりとしているため、ソースやマヨネーズといったものはほとんど使われていませんでした。

    そしてパンは「紀ノ国屋のバター・フレンチ」ではなく神戸ということでフロインドリーブのイギリスパンです。これも味がしっかりとしている。いわゆるかめばかむほど味が出てくるパンです。

    確かに神戸のデリカテッセンのサンドイッチはよき味でした。スモークサーモンは近所の大丸ピーコックでも売っているので、フロインドリーブでパンを買い今度は家で作ってみたいと思います。

    ひとりで…!
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    テーマ : 小説
    ジャンル : 小説・文学

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    非公開コメント

    No title

    初期の短編とかにはよく神戸という名称は出てきますし
    エッセイにも「神戸まで歩く」というのがあるし。
    あと、大ベストセラー「ノルウェイの森」にも神戸は出てきますよ。

    Re: No title

    コメントありがとうございます。

    そうですね~ちょっと大げさに書いたかもしれません。
    エッセイなどでは物凄く具体的に神戸や芦屋のことを書かれておりますね。
    「村上朝日堂」で映画監督の大森一樹氏を「精道中学の三年後輩で芦屋市平田町のマンションに住んでいる」ってかなりの地元の個人情報をも具体的に書いちゃってますよね。
    そのエッセイで大森一樹氏が「赤ん坊を抱いて芦屋の海岸を歩いている」と書かれておりましたが、個人的に私その大森一樹氏のお子さんと高校の同級生でした。
    本当に小さな街です。
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